連携協定に基づく事業

更新日:2019年09月19日

 本市では、健康寿命の延伸を目指した予防・健康づくりや、循環器病患者の救急医療体制の構築等、「国立循環器病研究センターと摂津市による相互の連携・協力に関する基本協定」に基づいた連携を行っています。

 連携協定締結後の取り組みは以下の通りです。

平成30年度の主な取り組みをご紹介します。

平成30年度 STOP MIキャンペーン(平成30年11月30日)

 摂津市コミュニティプラザにて、国立循環器病研究センター 心臓血管系集中治療科医長 田原 良雄先生をお招きして「心筋梗塞から大切な命を守ろう!part2~突然死を起こさないために~」というテーマでご講演いただきました。

 摂津市は、H29年4月から国立循環器病研究センターと共同で『摂津市 STOP MI キャンペーン』を実施しています。これは、心筋梗塞の前兆(前ぶれ)の症状を感じた時点で治療を開始することで、心筋梗塞の発症を防ごうというキャンペーンです。このキャンペーンの一環として、昨年に引き続き「前兆の症状」についてや、「症状を感じた時にはかかりつけ医・循環器専門医を受診しよう」という内容も含めてお話ししていただきました。

 当日は、124名の方にご参加いただきました。「今日聞いたことを、家族にも伝えよう!」とみなさん最後まで熱心に聴いておられました。

摂津市コミュニティプラザで多くの方が田原良雄先生の講演を熱心に聞いている写真

せっつ市民健康まつり(平成30年11月11日)

 11月11日(日曜日)、保健センターで第34回「せっつ市民健康まつり」が開催されました。調理実習室では国立循環器病研究センターの栄養士による、かるしおレシピの紹介や八方だし体験などが行われました。

 その他にも、体脂肪や体力・血圧・体重などの測定コーナー、フレイルチェック、歯科検診、健康体操などの体験コーナー、健康やお薬の相談コーナーなど盛りだくさんの催しがあり、1400人を超える来場者で賑わいました。

かるしお紹介

糖尿病予防教室(平成31年1月19日)

摂津市コミュニティプラザにて、「国立循環器病研究センター動脈硬化・糖尿病内科 医長 槇野久士氏」による講演会を実施し、定員100名を超える来場者で賑わいました。

糖尿病は血糖値が高いけれども自覚症状がないため知らぬ間に症状が進行していることも多く、予防のためには「食事と運動」「体重管理」が重要であることをお話いただきました。また、かかりつけ医でもらえる「糖尿病管理手帳」で血糖値の変動と合併症の検査結果を記録し、継続して自己管理するためのアイテムの紹介もありました。

 講演会の後半では栄養士による具体的な食事の基本を確認しました。会場には健康相談ブースを設け、栄養士や保健師から個人的な健康のアドバイスを受ける方もおられました。

摂津市コミュニティプラザで多くの方が槇野久士氏による講演を聞いている写真