【食育コラム】食中毒に要注意!

更新日:2026年07月19日

毎月19日は

食育の日

「食育」とは、様々な経験を通じて、「食」に関する知識とバランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。

食中毒に注意!

食中毒は、食事でも発生しています。普段、当たり前にしている行動が、思わぬ食中毒を引き起こすことがあるので十分に注意が必要です。
家庭での食事作りの際に注意できる食中毒予防のポイントをチェックしてみましょう。

食中毒の原因菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」

食中毒予防

食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。細菌の場合は、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが食中毒予防の原則となります。

 

つけない=洗う、分ける

手洗いはとても重要です。手に付着した細菌やウイルスは、水で洗うだけでは取り除けません。指の間や爪の中まで、せっけんを使って正しい方法で手を洗いましょう。

次のようなときは、必ず手を洗いましょう。

・調理を始める前

・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後

・調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後

・おむつを交換したり、動物に触れたりした後

・食卓に着く前

・残った食品を扱う前

増やさない=適切な温度で保管する

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。肉、魚等の生鮮食品やお惣菜などは、購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。

冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖しますので、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大事です。

やっつける=加熱処理

ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん野菜なども加熱して食べれば、安全です。特に肉料理は中心までよく加熱することが重要で、中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。

ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。特に肉、魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。台所用殺菌剤の使用も効果的です。

テイクアウトやデリバリーも注意は必要

テイクアウトやデリバリーを利用する際も、注意が必要です。

食中毒菌が増殖しやすい温度(約20℃~50℃)に置く時間を極力短くすることが大切です。夏はもちろん、冬であっても暖房器具の使用により室温が上昇しますので、どんな季節でも室温で放置することは避けましょう。すぐに食べることができない場合は、冷蔵庫にいれて保存し、温め直す際は、しっかりと加熱しましょう。

食中毒に注意して、安全においしくいただきましょう。