糖尿病

更新日:2023年04月14日

糖尿病とは

糖尿病は厚生労働省「令和元年国民・栄養調査」によれば、疾患が疑われる人を含めると5~6人に1人が罹患しているといわれ、糖尿病は今や身近な病気です。

食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれるとエネルギーとして利用されます。しかし、血糖値をコントロールするインスリンというホルモンの分泌量や働きが低下すると血糖値が高くなり、血糖値が高い状態が慢性的に続く状態です。血糖値が高いままでは、血管がもろく血管内に脂質がたまりやすくなります。その結果、血液が通る道が狭くなり、進行すると動脈硬化をおこし、心筋梗塞や脳卒中を引き起こします。合併症の一つである糖尿病網膜症は、進行すると失明することがあります。また糖尿病腎症は、人工透析の原因疾患の第1位で、毎年1万人の人が人工透析を始めるに至っています。

糖尿病は発症要因から1型と2型に分けられます。1型は遺伝などでインスリンを合成できないことが原因で、2型は食べ過ぎ飲み過ぎ、運動不足などの生活習慣が原因で発症します。自覚症状がでにくい病気のため、気づかないうちに悪化することもあります。まずは健診を受けることが大切です。

糖尿病発症予防のポイント

7ヶ条

1.バランスのとれた食生活(総エネルギーと脂肪の摂取量に注意)

2.夜食をしない、間食をしない

3.アルコールはほどほどに

4.適正な体重の維持

5.ストレスの解消

6.禁煙または節煙                                       7ヶ条は日本糖尿病協会から引用

 

一つでも実践できるよう努めましょう。

 

関連リンク

茨城保健所糖尿病

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