校長からごあいさつ

更新日:2025年04月09日

『一人ひとりがいきいきと輝く学校』を


鳥飼北小学校の校長3年目となりました竹谷です。
今年度は、57名の新入生を迎え、全校児童332名での新年度のスタートとなりました。今年度も「一人ひとりがいきいきと輝く学校」を目指し、教職員一同、全力で取り組んでまいります。保護者の皆様、そして地域の皆様におかれましても、本校の教育活動へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

昨年12月、学習指導要領の改訂に向けた検討が中央教育審議会に諮問され、今後の教育の方向性が大きく見直されることが予想されています。その中で特に重視されているのが、「自らの人生を舵取りする力」の育成です。これからの社会では、単なる知識の習得にとどまらず、変化に柔軟に対応し、主体的に進む道を選び、決断していく力が不可欠となります。この「舵取りする力」を育むため、教育課程はこれまで以上に柔軟で、多様性を尊重したものへと進化していくことでしょう。
こうした時代の変化に対応するため、本校では、認知能力(知識の量や技能の習熟度など各種テスト等により数値化して評価できる「頭の力」)と非認知能力(やる気、ねばり強さ、協調性、コミュニケーション能力などの「心の力」)を一体的に育成する授業づくりに力を入れています。具体的には、グループ学習やディスカッションを通じて協働の力を養い、自分の意見をしっかり伝える力、他者の意見を尊重する態度を育み、違いから学び合う場を大切にしていきます。また、心身の健康を維持しながら自己管理の力を高め、心と体のバランスを整えながら成長できるよう、指導・支援を行ってまいります。

本校のキャッチフレーズである 「頭と心と体きたえよう!」 は、まさに総合的な成長を目指すものです。私たち教職員は、子どもたちが学びを通じて自分の可能性を発見し、未来へ向かって主体的に歩んでいく力を身につけられるよう、全力でサポートしてまいります。
また、子どもたちだけでなく、関わるすべての人がいきいきと輝ける学校をつくるため、「心を一つに」し、保護者の皆様や地域の方々と手を携えていきたいと考えております。今年度も温かいご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

令和7年4月