(趣旨)

第1条　この規程は、摂津市消防法施行細則(昭和51年摂津市規則第10号)第1条に規定する消防公務之証(以下「公務之証」という。)の取扱いについて必要な事項を定めるものとする。

(公務之証の効力)

第2条　公務之証は、身分証明書としての効力をあわせて有するものとする。

(貸与)

第3条　公務之証は、消防吏員及び消防長が必要と認める職員(以下「職員」という。)に貸与する。

(取扱い心得)

第4条　職員は、職務に服するときは、常に公務之証を携帯しなければならない。ただし、火災その他の災害現場に緊急出場するときは、この限りでない。

(指導等)

第5条　消防総務課長は、随時公務之証の取扱い状況等について点検し、職員が適正な取扱いをするよう指導しなければならない。

(亡失等に関する措置)

第6条　職員は、公務之証を亡失し、破損し、又ははなはだしく汚損したときは、その事由により所轄警察署への届出等適宜な措置を講じるとともに、速やかにその日時、場所及び状況等を消防総務課長に届け出なければならない。

(書換え及び再貸与)

第7条　公務之証は、職員が昇進、転勤等身分の異動により公務之証の裏面の記載事項に変更があったときに書換えを行う。

(手続)

第8条　消防総務課長は、第3条の規定による公務之証の貸与を必要とする者があるときは、最近撮影の写真を添えて様式第3号により消防長に申請しなければならない。

第9条　職員は、第7条第1項の規定による公務之証の書換え又は同条第2項の規定による公務之証の再貸与の必要が生じたときは、速やかに消防総務課長にその旨を申し出なければならない。

(返納)

第10条　消防総務課長は、次の各号のいずれかに該当するときは、公務之証を回収して様式第4号により消防長に返納しなければならない。

(廃棄)

第11条　消防総務課長は、前条の規定により返納された公務之証については、無効表示を行い、廃棄するときは、その全部若しくは一部を塗り消し、又は焼却等の措置を講じなければならない。

(整理)

第12条　消防総務課長は、様式第5号による台帳を備え付け、公務之証の貸与等の状況を明らかにしておかなければならない。