新幹線公園

更新日:2024年08月30日

新幹線公園の展示車両内部公開について

新幹線公園における0系新幹線及び電気機関車の内部公開をしています。

公開日時は、毎週日曜日の午前10時~12時、午後2時~4時の1日2回です。予約はいりません。

※5月5日(祝・こどもの日)は曜日にかかわらず内部公開をします。

※年末年始(12月29日~1月3日)は日曜日であっても内部公開をしません。

※混みあった場合には人数制限を行うこともありますので、時間には余裕を持ってお越しください。

【ご来園される方へ】

●公開日が悪天候の場合の対応

・当日の午前9時に「洪水警報」「暴風警報」「大雨警報(土砂災害・浸水害)」(特別警報含む)のいずれかが発令中であれば、公開は中止となります。

・当日午前10時以降(公開開始以降)に上記警報が発令された時点で、公開は中止となります。

・原則上記のとおりですが、天候により危険を伴う場合は、警報の発令に関わらず公開を中止とすることがあります。

場所

摂津市安威川南町

新幹線公園入口まではモノレール摂津駅、南摂津駅から徒歩13分
中央環状線鳥飼基地前のバス停新幹線公園前より徒歩3分
なお、駐車場はありませんが、お車でお越しの折は市役所駐車場をご利用ください。(駐車場から徒歩8分)

特徴

 新幹線公園は、安威川とJR貨物ターミナルとの間の安威川堤防上にあり、新幹線車両と電気機関車が展示してあります。

 中央環状線と新幹線公園の間の約400メートルは桜のシーズンともなると、きれいな桜のトンネルとなり、多くの人で賑わいます。

 「0系新幹線車両」は、大阪ミュージアム構想 ベストセレクション(その他展示品部門)で知事イチ押しに選ばれています。

展示している新幹線車両について

 昭和44年に製造され、16両編成の先頭車両の1号車として、東京―新大阪―博多間を昭和59年10月27日まで約532万キロメートル(地球を約133周する距離)を走り、役目を終えたのち、この新幹線公園に来ました。
 また、これと同じ型の初代新幹線「0系」車両が、平成13年7月12日から、鉄道発祥の地イギリスのヨーク国立鉄道博物館で「高速鉄道コーナー」の目玉として展示されています。  

新幹線車両のプロフィール

編成:K16

号車:1号車

形式番号:MC21-73(新幹線先頭車両0系)

次車:10次車

製造メーカー:日本車両

製造年月日:昭和44年7月23日

所属:東京第1運転所

廃車年月日:昭和59年10月27日

全走行距離:5,321,591キロメートル(地球を約133周する距離)

初期タイプで(ひかり・こだま)に併用されていました。  

桜のトンネルの下の0系新幹線車両の写真

平成29年1月に外装の修繕が完了しました。

新幹線車両に関する豆知識

 昭和30年当時、近い将来に東京―大阪間の鉄道による輸送力は限界に達することが明らかとなり、この抜本的打開策として国家的見地から検討されて最新の鉄道技術の粋を傾注して鉄道広軌別線を建設することが最終決定されました。

昭和39年10月1日、5年有余の日数と3,800億円の工事費を要した東海道新幹線が完成。第1次、第2次、車両360両を12両30編成とし、30往復60本の列車を設定して営業が開始されました。

開業後増大する輸送需要に対応するため、逐次車両を新製、列車本数を増加し、昭和45年の万国博開催を契機に編成16両化をはかる等、世界有数の高速大量輸送機関としての評価を高めつつ、昭和47年3月山陽新幹線の一部(新大阪―岡山166キロメートル)開業、昭和50年山陽全線(新大阪―博多563キロメートル)開業を経て昭和39年開業以来(昭和58年4月1日現在)7億3,182万キロメートル、月と地球を952往復する距離を走り、1日約17万キロメートル地球を4週する距離、平均30万人に及ぶ輸送をしていました。

 また、平成20年11月30日、岡山午後2時51分発の博多行き「こだま659号」を最終列車として運行されました。昭和39年のデビュー時、0系は営業運転としては世界一の時速210キロメートルを誇った。平成20年12月6、13、14日に実施された「さよなら運転後」すべて廃車となりました。0系新幹線の廃止に伴い新幹線公園も色々なマスコミ、雑誌社からも取材を受けました。

展示している電気機関車について

 この「EF15型電気機関車」は、戦後の代表的な機関車で、最も多く製造された車両です。
 昭和29年に製造され、東海道本線、高崎線で貨物用として働き、昭和45年より昭和58年1月に廃車されるまで阪和線、紀勢線で紀州特産のみかん輸送等に活躍していました。  

電気機関車(EF15・EF120号機)プロフィール

製造年月日:昭和29年9月7日

製造メーカー:三菱重工業

配置区:   

  1. 昭和29年9月9日 新鶴見機関区  
  2. 昭和33年3月8日  宇都宮機関区                       
  3. 昭和43年9月14日 新鶴見機関区                       
  4. 昭和45年3月13日 竜華機関区

走行距離:2,336,446キロメートル

廃車年月日:昭和58年1月29日  

満開の桜の横に据えられた電気機関車の写真

面積

約1,800平方メートル

開設

昭和59年

整備内容

  • (0系)新幹線車両・電気機関車の展示
  • 小児用遊具、東屋等

新幹線公園への行き方

新幹線公園への行き方を示す立て看板の写真

中央環状線沿いに新幹線公園への誘導看板があります。新幹線公園への道中にも誘導看板を設置しております。

新幹線公園への行き方を示すマップの写真

新幹線公園へのマップです

新幹線公園の桜

摂津市内には桜の名所が多くあり、新幹線公園はその一つとして数えられています。

満開時の様子をご紹介します。

新幹線と桜遊ぶ幼児

0系新幹線車両と桜