蜂の巣を発見したら!!
更新日:2018年03月30日
毎年、春から秋にかけて活発に活動する蜂ですが、同時に「蜂の巣が家にできて困っています」というような相談が多く寄せられます。
蜂にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる性格を持っています。
蜂を見ただけですぐに駆除をするのではなく、蜂の種類や性格を知って、適切に対処しましょう!
アシナガバチ(体長20~25ミリメートル)
アシナガバチは蛾や毛虫などの害虫を捕食するため益虫とされています。
アシナガバチは越冬できないので寿命は数カ月ほど、巣も1年で放棄されます。
巣に近づいたり巣を刺激したりしなければ人を刺すことはありませんので、巣を発見しても生活に支障のないところでしたら、そっとしておいてください。
どうしても駆除したい場合は、次のことを守って駆除してください。
- なるべく日が暮れた時間帯を選んで駆除してください。
- 白、もしくは白っぽい厚手の服を着用してください。また、眼鏡や手袋、帽子等も着用し、出来る限り肌を露出しないようにしてください。
- 薬局やホームセンターなどで販売されているスプレー式ハチ駆除用薬剤を用法に従って離れたところから発射し駆除してください。
- 残った巣は後日に棒などで落としてください。
写真は、大阪府ペストコントロール協会提供
ミツバチ
甘い蜜を集めるだけでなく草花等の受粉を媒介するため、農業上の益虫とされています。
性格もおとなしく、よほど刺激しない限りは人を刺すことはほとんどありませんので、むやみに駆除する必要はありまん。
ただし、玄関のすぐ上や、巣の真下に近づかなければならないといった場合には、危険がないわけではありません。
また、ミツバチは越冬できるため巣が非常に大きく成長することがありますので、住宅地などで巣を発見した場合は早めに取り除く必要があります。
ミツバチの巣は大きくなると蜜の処分も大変なので、専門業者に依頼してください。
写真は、大阪府ペストコントロール協会提供
ミツバチの分封について
ミツバチの巣に新しい女王バチが生まれると、古い女王バチが新しい巣を作る場所を探すために移動します。この時に多くのハチを連れて移動し、家の軒下や木の枝などで大きな固まりとなって休みます。気温が上がればまた飛び立ちます。
これを分封(ぶんぽう)といいます。分封時のミツバチは、見た感じは恐怖感がありますが、おとなしくこちらから刺激したりしない限り、攻撃してくることはありません。
絶対に水をかけたり石を投げたりせず、できる限りそっとしておいてください。
写真は、大阪府ペストコントロール協会提供
スズメバチ(体長27~40ミリメートル)
スズメバチは攻撃性が強く、刺されると大変危険です。巣の駆除は専門業者に依頼しなければなりません。
写真は、大阪府ペストコントロール協会提供
写真は、大阪府ペストコントロール協会提供
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