ごあいさつ

更新日:2024年04月08日

145名の新入生の皆さん、第三中学校への入学、おめでとう。

133名の2年生の皆さん、いよいよ先輩になりますね。進級おめでとう。

137名の3年生の皆さん、ついに最上級生、進路を切り拓くときがきましたね。全力で応援します。

令和6年4月より校長として着任した、松本拓三と申します。愛媛県の出身です。

入学式では、私が大切にしているもののうちの1つを生徒の皆さんに伝えました。

それは「言葉」です。「言葉」を大切にしています。

私も、はじめから大人だったわけではありません。君たちと同じ中学生のころがありました。中学校の入学式のことは今でも覚えています。そして、中学校生活を送る中で、家族の「言葉」、友達の「言葉」、先生の「言葉」に励まされ、「言葉」に傷つき、相手を傷つけてしまい、そしてまた「言葉」に救われてきました。

だから、「言葉」には力があることを知っています。

だから、「言葉」を大切にしています。

だから、これから始まる中学校生活で君たちが語る「言葉」を楽しみにしています。

あのころの自分自身と重ねながら、君たちの「言葉」に耳を澄まし、「本当の声」を受けとめたい。君たちの「言葉」を全力で受けとめるから、安心して「本当の声」を聞かせてください。
君たちと語り合えることを楽しみにしています。

 

保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。
私は、こどもは学びの天才だと思っています。
いいことも学べば、そうでないことも学びます。
こどもも大人も人は皆、環境に学びます。
生活環境、人的環境、そして言語環境です。
「言葉」は、言語環境にあたるものです。
我々教師は、その「言葉」を生業にしているといっても過言ではありません。
ですから、日々「言葉」と向き合い、自分の「言葉」の未熟さに赤面することも多々あります。
学べば学ぶほど、知らない自分、分かっていない自分に気づきます。
しかし、そうした経験を積み「言葉」を磨き続けてまいります。

そして、こどもたちも自分はどうしたいのか、自分はどうなりたいのかを、自分の「言葉」で考え、自分の「言葉」で語り、この第三中学校を変えていく「こどもが主役の学校づくり」を推進してまいります。

第三中学校は、コミュニティスクールです。
保護者の皆様、地域の皆様の共感をいただきながら、一緒に取り組んでいけたら心強いなと思っています。
どうか保護者の皆様の「言葉」も聞かせてください。
ご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和6年4月8日

摂津市立第三中学校
校長 松本 拓三