鉛製給水管(鉛管)について

更新日:2023年08月28日

摂津市では現在、市が管理する配水管は既に鉛管の使用はしておりません。

しかしながら、昭和63年以前に建てた建物については、個人が管理する給水管(水道メーターから30センチメートル程度)に、現在でも一部鉛管が残存している可能性があります。

namari

鉛製給水管をご使用のお客様へ

使い始めのバケツ1杯(約10リットル)程度の水は飲用・調理用に使用しないでください


鉛管の中で滞水する時間が長くなるほど、鉛濃度は高くなる傾向にあります。

朝一番や長期旅行の後などは、長時間鉛給水管内に滞留しているため、鉛の濃度が普段よりごくわずかに高くなることがあります。

使い始めの水道水を使用するときは、念のためバケツ1杯程度の最初の水を飲用や調理用以外の用途でご使用ください。

水洗トイレをご使用のお客様は、飲用前にトイレをご使用になることをお勧めします。

 

取り換え工事をおすすめしています


鉛管は、経年劣化による漏水の可能性が高くなります。

漏水が起こると修理費用がかかるうえ、建物や壁などに影響することもありますので、取り換え工事をすることをおすすめしています。

鉛の水道水質基準

・鉛は摂取すると健康に悪影響を及ぼすことが知られています。

・水道水質基準は水道法で1リットルあたり0.01ミリグラム以下(平成15年4月から)と定められています。

・この値はWHO(世界保健機関)のガイドラインに従ったもので、人間が一生涯摂取しても健康への影響がないレベルの濃度とされております。

・摂津市が供給する水道水はこの基準を満たしています。