内水浸水想定区域図(雨水出水浸水想定区域図)について

更新日:2025年01月22日

内水浸水想定区域図とは

 「大雨時に下水や排水路など雨水を排除する施設から水があふれて内水氾濫が発生した場合の浸水想定を表示した地図」です。
 この内水浸水想定区域図は、水防法の規定に基づき作成されており、想定し得る最大規模の降雨に伴う雨水出水により内水氾濫が発生した場合に想定される浸水の状況をシュミレーションにより予測したものです。なお、本市の下水道施設の整備目標として定めている計画降雨(10年に1回程度の頻度で発生する降雨)は1時間雨量48.4mmであり、想定し得る最大規模の降雨はこれを大幅に超えるものです。

摂津市内水浸水想定区域図(雨水出水浸水想定区域図)の概要

対象とした降雨

平成18年8月に北摂地域で大規模な都市浸水被害が発生した降雨で、豊中観測所で過去最大の1時間雨量を観測した降雨を基に算出しております。

■想定最大規模降雨(1000年に1回程度発生する規模の降雨)
  最大日雨量185mm
  最大1時間雨量147mm

備えや避難などの防災情報は、防災危機管理課の防災対策のページ(下記リンク)をご覧ください。

浸水深の目安

画像(20センチメートル概ね歩道が冠水し始める程度。50センチメートル大人の膝まで浸かる程度(床下浸水と床上浸水との境界付近の浸水深)。1メートル大人の腰まで浸かる程度)

雨の強さと降り方

雨の強さと降り方一覧
1時間雨量 (ミリメートル) 10以上~20未満 20以上~30未満 30以上~50未満 50以上~80未満 80以上~
予報用語 やや強い雨 強い雨 激しい雨 非常に激しい雨 猛烈な雨
人の受けるイメージ ザーザーと降る どしゃ降り バケツをひっくり返したように降る 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる
人への影響 地面からの跳ね返りで足元がぬれる 傘をさしていてもぬれる 傘をさしていてもぬれる 傘は全く役に立たなくなる 傘は全く役に立たなくなる
屋内(木造住宅を想定) 雨の音で話し声が良く聞き取れない 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく 寝ている人の半数くらいが雨に気がつく
屋外の様子 地面一面に水たまりができる 地面一面に水たまりができる 道路が川のようになる 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
車に乗っていて   ワイパーを速くしても見づらい 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象) 車の運転は危険 車の運転は危険
災害発生状況 この程度の雨でも長く続く時は注意が必要 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる 山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要
都市では下水管から雨水があふれる
都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある
マンホールから水が噴出する
土石流が起こりやすい多くの災害が発生する
雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要

用語解説

外水と内水

 河川の堤防を境に、一般に私たちが住んでいる堤防に守られている土地を堤内地、堤防と堤防の間の河川区域を堤外地といいます。

 外水とは、堤外地側の河川の水をいいます。一方、内水とは堤内地にある水をいいます。

外水と内水のイラスト

内水氾濫

 大雨などによって、降った雨が下水道管や水路等から河川等へ排水できずに、マンホールや雨水桝等から溢れ出て浸水することです。

内水浸水想定区域図の対象です。

内水氾濫のイラスト

内水浸水想定区域図リンク

備えや避難などの防災情報は、防災危機管理課の防災対策のページ(下記リンク)をご覧ください。

外水氾濫

 堤防の越流や崩壊によって堤外地側から水があふれ浸水することです。洪水とも呼びます。

洪水ハザードマップの対象です。

外水氾濫のイラスト

洪水ハザードマップ関連リンク

備えや避難などの防災情報は、防災危機管理課の防災対策のページ(下記リンク)をご覧ください。