新しい洪水ハザードマップを全戸配布しました。

更新日:2023年04月01日

令和2年3月に大阪府が公表した「想定しうる最大規模の降雨を対象とした洪水浸水想定区域」を受けて、新しい摂津市洪水ハザードマップを全戸配布しました。

なお、一部の地域において配布もれが判明したため、正確を期するため2度にわたり配布している地域があります。これらは、同じ内容のハザードマップになりますので、心配なくご活用ください。ご迷惑をおかけした未配達世帯の皆様に深くお詫びを申し上げます。

具体的な変更点

1.安威川・山田川・正雀川・大正川・境川の想定降雨量を変更しました。
前回:200年に1度の確率 1時間で90ミリ
今回:想定最大規模降雨 1時間で189ミリ、24時間で776ミリ

2.安威川・山田川・正雀川・大正川・境川の家屋倒壊ゾーンを新たに表示しました。

3.地図データを変更しました。
自分の住家を見つけやすいよう建物を新たに表示しています。

4.凡例の区分と色を変更しました。
国が作成している「洪水浸水想定区域図作成マニュアル(第4版)」で示されている統一基準を採用しています。これにともない凡例配色をISO等の基準や色覚障がいのある人への配慮、他の防災情報の危険度表示との整合性も含めて検討された標準色としました。

家屋倒壊等氾濫想定区域における避難について

家屋倒壊等氾濫想定区域内の木造家屋にお住まいの方は、家屋倒壊等のおそれがありますので、まずは当該区域外へ避難(水平避難)し、さらには避難所・緊急避難場所等、強固で高い建物(3階以上を目安)に避難を行ってください。

(注)家屋倒壊等氾濫想定区域とは

  • 河川氾濫による洪水時に家屋が流出・倒壊等のおそれがある範囲を示すもので、想定する最大規模の降雨による堤防が決壊した場合に、現行の建築基準法に適合する一般的な建築物(2階建て木造住宅)が倒壊・流出する等の危険性が高い区域。
  • 個々の家屋に対して算出しているのではなく、一般的な建築物(2階建て木造住宅)で算出しているため、老朽化した木造家屋の場合や、想定最大規模以上の降雨があった場合は、区域外であっても家屋の倒壊、流出の可能性はあります。

洪水ハザードマップデータ

(参考)大阪府域の管理河川の洪水浸水想定区域図

大阪府域の管理河川(神崎川・安威川流域)の洪水浸水想定区域図(想定最大規模等)

大阪府管理河川について、水防法の規定(一部準用)に基づき、大阪府が洪水浸水想定区域図を公表しています。