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岩手県釜石市と防災協定を締結仮設住宅を視察広大なガレキ処理施設こども楽団「うみの音」との交流

岩手県釜石市と防災協定を締結(3月22日)

 3月21日、22日の2日間、防災協定締結のため岩手県釜石市を訪れました。
 今回、私自身が釜石市へ赴いたのは、東日本大震災で被災された地をこの目で見、野田釜石市長さんをはじめ現地の方の声を聞くことによって、この協定を書面上の協定ではなく心と心がつながる実効性のある協定にしなければならないとの思いからです。
 釜石市へ入る前に、石巻市、南三陸町、気仙沼市など津波による被害を受けた地を視察し、その被害の大きさに言葉もでませんでした。
 本市は海とは接していませんが、淀川をはじめ6つの一級河川が市内を流れており、いつ何時大きな災害に見舞われるかわかりません。釜石市でこれまで行われてきた防災に関するさまざまな取り組みや教育、災害から得た教訓が本市の防災事業に必ず活かされるものであり、活かさなくてはなりません。
 釜石市とはこれまで、「被災地支援のための職員採用試験」で採用した職員2名を約2か月間派遣、また派遣した職員が中心となって震災後被災地立ち上がった子ども楽団「海音(うみのおと)」の活動を支援するなど交流を続けており、今後この協定を機に防災事業のみならず、いろんな分野で交流を図ってまいりたいと思います。
 被災されたみなさんにお見舞いを、犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げ、微力ではありますが被災地の1日も早い復旧・復興のため、これからも継続した支援を進めてまいります。

※ 調印式がFNN(フジニュースネットワーク)によりテレビ放映されました。放映内容はこちら(動画配信サイトYouTube)で視聴することができます。