風しん予防対策について

1.風しん第5期定期接種について ~クーポン券の有効期限が延長されました~

令和4年4月に、風しん第5期定期接種の抗体検査や予防接種を受けていない方へ送付したクーポン券の有効期限が、追加的対策として延長になりました。クーポン券には有効期限について令和5年3月までと記載がありますが、令和7年2月まで使用いただけます。

社会全体として風しんの流行をおさえるため、ぜひ受けてください。

対象者

【風しん抗体検査】

摂津市民で、公的な風しんの予防接種を受ける機会のなかった、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性

【風しん予防接種】

上記の対象者のうち、次のいずれかに該当する方

1.クーポン券で抗体検査を受け、抗体価が十分ではないと判定された方

2.平成26年4月以降に抗体検査を受け、陰性と判定された記録をお持ちの方

 

※すでにクーポン券を利用して、抗体検査を受けた方、予防接種をされた方は対象外となります。

抗体検査費用及び予防接種費用

市から発行されたクーポン券を持参することで、無料(1人1回まで)

抗体検査・予防接種クーポン有効期限

令和7年2月末まで

抗体検査・予防接種の流れ

1.医療機関や健診会場で抗体検査を受ける。(クーポン券と本人確認書類持参)

2.抗体検査の結果、抗体価が十分ではないと判定された場合は、医療機関で麻しん風しん混合(MR)ワクチンの接種を受ける。(検査結果、クーポン券、本人確認書類を持参)

 

※抗体価基準

風しん第5期定期接種抗体価基準

抗体検査・予防接種実施医療機関

全国の受託医療機関

その他、健診の機会に抗体検査を受けられる場合があります。(実施可能かは健診機関にお問い合わせください)

 

 

 

 

2.先天性風しん症候群対策事業について

 風しんは、平成24年から平成25年にかけて大人を中心として全国的に大流行しました。妊娠初期の女性が風しんにかかると、出生児に先天性風しん症候群(白内障、心疾患、難聴等)を引き起こす可能性があります。
摂津市では、先天性風しん症候群を予防するため、風しん抗体検査の結果、抗体価が十分ではないと判定された妊娠希望の女性などを対象に、麻しん風しん混合ワクチン又は風しんワクチン接種の費用に対する公費助成を実施しています。

抗体検査

風しん抗体検査は、大阪府の「風しん抗体検査事業」により、府内(中核市を除く)の医療機関で無料で受けることもできます。
詳細は、【大阪府】風しん抗体検査事業よりご確認ください。
抗体価は、下表の基準に該当すれば十分ではないと判定されます。

 

抗体価基準

大阪府風しん抗体検査事業の抗体価基準

※この基準は、風しん第5期定期接種の基準とは異なりますのでご注意ください。
※過去に抗体検査を受けた方は、5年以内の結果であれば有効です。

ワクチン接種費用の助成対象者

抗体検査の結果、抗体価が十分ではないと判定された方のうち、ワクチン接種時点において市民で、次のいずれかに該当する方

1.妊娠を希望する女性

2.妊娠を希望する女性の配偶者

3.妊娠している女性の配偶者

4.  妊娠を希望する女性の同居者

5.  妊娠している女性の同居者

 

※妊婦は全妊娠期間を通じてワクチン接種を受けることはできません。また、ワクチン接種を受けた場合、ワクチン接種後2カ月間は避妊することが必要です。
※昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、「風しん第5期定期接種」の対象になるため、助成の対象外となります。

助成対象ワクチン

・麻しん風しん混合(MR)ワクチン

・風しんワクチン

対象となるワクチン接種期間

令和6年4月1日から令和7年3月31日まで

助成額

1人につき、
・麻しん風しん混合(MR)ワクチンの場合・・・6,000円

・風しんワクチンの場合・・・4,000円

※接種費用額が助成金額を下回った場合は、接種費用額を助成
※1回の抗体検査で1回のワクチン接種のみ助成

助成方法について

1.医療機関で抗体検査を受ける。

2.抗体検査の結果、十分な抗体価がないと判定された場合は、医療機関で麻しん風 しん混合(MR)ワクチンまたは風しんワクチンの接種を受ける。(検査結果を持参)

3.医療機関窓口でワクチン接種費用を全額支払い、領収書及び接種済証(予診票のコピーでも可)を受け取る。

4.市役所保健福祉課で助成金の申請を行う。

申請先

窓口:市役所保健福祉課(本館1階20番・21番)

郵送:〒566-8555 摂津市三島一丁目1番1号 摂津市役所保健福祉課

申請受付期間

令和6年4月1日から令和7年3月31日まで

申請に必要な書類

・抗体検査の結果が分かるもの

・ワクチン接種の領収書

・接種済証、もしくは予診票のコピーでも可

・助成金を振り込む口座がわかるもの ※振込口座は接種者本人名義に限る

・母子健康手帳(妊婦の配偶者の方または同居者の方)

申請及び請求書

※申請者は接種者本人です。
※助成申請額の欄は記入しないでください。
※記入誤りを訂正する場合は、必ず訂正印を押印ください。

ワクチン接種実施医療機関

全国の医療機関で接種することができます。(事前に医療機関にお問い合わせください)

市内ワクチン接種実施医療機関(PDFファイル:134.6KB)

関連リンク

更新日:2024年05月24日