摂津市立小中学校人材育成の考え方

更新日:2018年03月30日

  • 摂津市立小中学校では、メンターチームを活用して、人材育成を行っています。
  • 各校の実態に応じたメンターチームがあります。

メンターチームとは

複数の先輩教職員と複数の若手教職員等でチームを編成し、若手教員の資質能力の向上を支援することで相互の人材育成を図るOJTのひとつのシステム

校内人材育成の考え方

1.基本方針

育ちあう学校

人を育てることは自分の成長につながる。人をみんなで育てることで学校全体が育つ

2.現状と課題

  • 実践経験・実践力が不足した教職経験年数の少ない教員の増加
  • これまでミドルリーダーとして位置づけられていた教員層がいない。
  • 法定研修参加者が増加し、一度にたくさんの教員が校外研修に出る。
  • これまで大切にしてきた教育活動が継承されにくい年齢、経験年数の不均衡。

3.校内OJTの基本的な考え方

  1. 校内人材育成の必要性を組織全員が認識する。
    • 多くの仕事は職場で仕事をしながら、経験の中から学ばれる。
  2. 一人ひとりの意識を高める。
  3. しかけを作る。
    • 「人」:先輩教員の力の活用
    • 「内容」:教職経験年数の少ない教員は何に困り、何を欲しているのか。
    • 「場面」:どの場面を活用するのが効果的か。(メンターチーム、分掌会等)
    • 「時間」:いつ、どのくらいの時間をかけていくのか。

4.目標(平成38年度に実現している学校の姿・教員の姿)

学校の姿

  • 学校が教員の能力形成の場となっている。

教員の姿

  • 学び続ける教員
  • 人のことが気になる教員
  • 今の学校を見ようとする教員

5.実施方法

  • 校内メンターチームの構築

メンターチームのメンバー構成に固定的なものはない。チームで支援することを具体化するために、それぞれの学校の状況や特色に応じて、多様なスタイルで「メンターチーム」を編成することとする。

メンターチームスタンダード