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震災の記憶 被災地の想いを 未来へつなぐ(10月15日)

 市制50周年記念の事業として、「震災の記憶 被災地の想いを 未来へつなぐ」と題した講演会を実施いたしました。防災協定を結び、当市から継続して復興支援職員を派遣している岩手県釜石市より3名の市民の方々を講師にお迎えし、被災から現在までの状況をご報告いただき、震災を題材にした相撲甚句をご披露いただきました。
 ご報告いただいたのは、被災した旅館「宝来館」の女将である岩崎昭子さん、相撲甚句をご披露いただいたのは、歌い手の北村弘子さんと藤原マチ子さんです。あの時あの場所で、九死に一生を得られた方々の実体験に基づく話は、記憶の風化を防ぐ最も大切な証であります。今後も、防災協定という枠にとどまらず、心の通い合う市民交流を続けさせていただきたいと思います。