校長室より

更新日:2019年01月22日

「新しい年のスタートです」 <H31.1.8> 校長 沖野浩司

新春の候、保護者・地域の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より本校の教育活動に深いご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

さて、新しい年のスタートにあたり、生徒の皆さんはどのような目標を立てたでしょうか。「○○できたらいいなぁ~」など他力本願な甘い考え方ではなく、是非、自分自身の強い意志と信念を持ち「○○するぞ!」と言い切れる目標を定め、具体的な計画を立てコツコツと根気強く実行して下さい。

「克己心」という言葉があります。意味は、己に克つ心(自分自身に勝つ心)。人間誰でもしんどい時、辛い時、楽な方に流されてしまう弱い心を持っています。そんな甘えが出た時に「なにくそー」と踏みとどまる強さ。例えば、マラソンではデッドポイントと呼ばれる苦しい瞬間を乗り越えなければ良い結果を出すことはできません。苦しい時に「もうええわ」と力を抜きやめてしまうことは簡単なこと。でも、その苦しさを乗り越えた時に、達成感・満足感を味わうことができる。

お正月恒例の箱根駅伝を見ました。一本のタスキを繋ぐためにチーム一丸となり、歯を食いしばって一生懸命に走っていました。一人だったらくじけそうになる弱い自分がいたとしても「みんなのためにならもっと踏ん張れる強い自分がいるんだなぁ」と感じました。それは体育大会でバトンを繋ぐ全員リレーを走っていた二中生の姿と重なって見えました。

進路選択、受験・面接・採用試験等これから大変な試練にチャレンジする生徒の皆さん、その試練は乗り越えるためにあるものです。どれだけ苦しくても負けずに立ち向かっていきましょう。決して一人じゃない。多くの支えあえる仲間や家族がいます。何が何でもこの試練を乗り切り、みんなで最大の達成感を味わい、未来に向かってはばたきましょう。

保護者・地域の皆様、本年も、「一人ひとりが輝く、力強い二中生」を育てるためにご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

 

校旗

「学ぶ意欲の向上を目指し」 <H30年12月1日> 校長 沖野浩司

合唱コンクールでは多数の皆様にご来校いただきありがとうございました。生徒たちの美しいハーモニーと整然とした態度に感動し、心が洗われる毎日でした。連合音楽会に出場した3年3組と4組の演奏も他校に引けを取らない見事なものでした。合唱コンクールで得た各クラスの団結力、仲間との絆を大切にして学習面での「高めあい」を期待したいと思います。

さて、本校は平成30年度大阪府「確かな学びを育む学校づくり推進事業」指定校及び「摂津市校内研修推進事業研究重点校」の指定を受け「学ぶ意欲の向上」~学習目標達成のための系統性を意識した授業~をテーマに研究をすすめてまいりました。その一環として、11月20日(火曜日)に研究発表会という形で公開する機会を持つことができました。4限に2年国語・2年英語・1年数学の授業を、5限にB棟3階ホールを教室にみたて100名以上の教育関係者が見守る中、1年生英語の公開授業を行いました。摂津市教育委員会、教育委員会事務局、鳥飼北小学校、鳥飼西小学校、市内外中学校など多くの方々が来校し、その後の研究協議、全体会にも参加していただきました。また講師として、大阪府教育センター カリキュラム開発部 小中学校教育推進室 主任指導主事の信田清志氏をお迎えし「今、求められる英語教育の在り方」について講演をしていただきました。これから、毎年違うキャリアで外国語を学んだ子どもを受け入れる中学校にとって、より小学校教員との連携を密にし系統性を意識した授業を組み立てることが大切だと痛感しました。また、このことは外国語教育だけでなく全教科に共通するものであります。小学校との連携をより強化し中学校校区として9年間を見据えた取り組みを全力で進めていこうと思います。

「逃げてやらない後悔より、まずやってみよう」 <H30年11月1日> 校長 沖野浩司

紅葉鮮やかな季節、保護者の皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。

平素より本校へのご支援、ご協力に対し心より感謝申し上げます。

現在本校では校内いたるところで、大きな歌声が響き渡っています。11月2日(金曜日)から始まる合唱コンクールの取組みです。「歌は心 心はひとつ」各クラスの心のハーモニーを期待しています。11月7日(水曜日)校内合唱コンクール、9日(金曜日)連合音楽会(文化ホール)への出場を目指し頑張ってくれると思います。

さて、プロ野球阪神タイガースが17年ぶりに最下位になり、引責辞任という形で金本知憲監督が退きました。そして、苦渋の決断をして2軍監督を務めていた矢野燿大監督が就任することになりました。矢野監督のコメントは、本当に悩んだが「逃げてやらない後悔より、やってみるべきだ」と考えたとのこと。2軍(ファーム)を12年ぶりの日本一に導いた監督の考え方は「俺は失敗した後の姿勢を見ている」「チャレンジするってかっこいいじゃん」と選手に伝え、前向きなプラス思考を浸透させたことによるものだそうです。

合唱コンクール後、3年生は進路説明会を経て、第3回実力テストが行われます。進路選択に向けて、いよいよ本格的に動き出す時期になりました。自分の進路を決めるということは、誰でも悩み・苦しむもの。ストレスが溜まるのは、当たり前です。そんなストレスを、はねのけるために、毎日の授業や受験勉強からも「逃げてやらない後悔より、まずやってみる」という姿勢が大事。

「どうせできないし」「やっても無理やし」など弱気な気持ちではなく、「やったるで」という強い気持ちと信念を持ち、どんな難問(困難)にも果敢に挑戦(チャレンジ)して欲しいと思います。そして、辛いときでも、助けあい、高めあえるクラス・学年の仲間がいる、叱咤激励してくれる先生がいる。決してあきらめず「行きたい高校」「つきたい職業」を見つけ、自分の夢を実現させて欲しいと思います。

下級生も、今のうちから目標を定め、夢の実現に向けチャレンジの一歩を踏み出し、日々、努力を積み重ねていって欲しいです。

 

「夢は逃げない 逃げるのはいつも自分だ」

Dreams don't go away/escape, who always escapes is me.

保護者の皆様、大変な時期を迎える子どもたちを、是非とも温かく見守り応援してやって下さい。よろしくお願い申し上げます。

二中パワーで台風を吹き飛ばそう <H30年10月1日> 校長 沖野浩司

9月4日(火曜日)は、台風21号の接近に伴い臨時休校となりました。前日から、クラブ員と教職員で手分けし、バスケットゴールを1カ所に集めロープで固定、サッカーゴールを横に倒し、テントは骨組みを残し片づけるなど台風対策に努めました。しかしながら、想像を絶する暴風の威力は凄まじく、グランドの防球ネットは引き裂かれ、正門は大破し西門も倒壊。倒木も多数で、プールの日よけフェンスは全壊しました。教室・体育館の窓ガラスも数枚吹き飛ばされ、敷地内は異物やゴミが散乱している状態でした。しかし、暴風が収まり一段落すると地域の方や近隣の企業の方、また摂津市の関係者が次々と集まり、散乱しているゴミの始末や生徒の通学路に横たわる倒木の撤去作業などが始まりました。学校から折れた枝葉が路上に散乱し「ご迷惑をおかけしています」と声をかけると「何言うてんねん。そんなんお互いさまやんか」という暖かい言葉が返ってきました。

翌日、生徒の登校時間を遅らせ、教職員による校舎・教室・通学路等の安全点検を実施し授業再開に努めましたが、停電や断水により疲労している生徒や被災されている家庭も多く、午後の授業を取りやめ各地区に分かれ、教員引率のもと集団下校を行いました。大阪北部地震に続く、緊急対応にもかかわらず、保護者の皆さま、地域の皆さまに、深いご理解ご協力をいただきお礼を申し上げます。

さて、台風の爪痕の残る中でしたが、無事に9月14日に文化発表会を開催することができました。執行部によるハンドベルのオープニング後、北摂地区金賞受賞の吹奏楽部演奏に会場のボルテージは一気に上がりました。各クラブや教科の完成度の高い発表や作品を鑑賞し、3年生の学年劇には、心から引き込まれ「生きる」ということを改めて深く考えさせられました。また、ラストの全員合唱の迫力は凄まじく鳥肌が立ち続けました。雨が心配された体育大会も9月28日に無事開催することができました。文化発表会同様、迫力満点な二中生のパワーに終始、圧倒させられるばかりでした。生徒の皆さん「素晴らしい感動を本当にありがとう」保護者の皆様、お忙しい中、熱いご声援を頂き「本当にありがとうございました」

【追記】

バスケットボールの三島地区選抜選考会が高槻市立古曽部体育館で行われました。閉会式の講評で、各選手の健闘が称えられましたが、その中で、大きな公営体育館1階~3階まで全てのスリッパをきちんと整えている二中のある選手の「マナーや気配りがとても素晴らしい」という話をしてくれたそうです。とても清々しい気持ちになりました。「ありがとうございます」