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平成20年度全国学力・学習状況調査結果

[2008年10月24日]

平成20年度全国学力・学習状況調査結果報告

1.はじめに

 平成20年度全国学力・学習状況調査の本市における結果分析がまとまりましたのでお知らせいたします。公表することで、児童・生徒に関わる様々な立場の方々とともに、調査結果から見える成果や課題を共有し、教育指導や学習状況の改善等に役立てたいと考えます。

 なお、今回の調査は、限られた教科における学力の一部分を測定したものです。今後の学力向上の取り組みについては、本調査で測定できない学力の側面についても検証し、力を伸ばしながら、児童・生徒の夢や志を育むことに資するよう努めてまいります。

 また、各学校では、調査・分析結果を踏まえ、「学力向上プラン」の修正等を行い、これまでの取り組みをさらに進めますが、学校ごとの教科別平均正答率等の公表は行いません。

                   ◆平成20年度全国学力・学習状況調査の調査問題

                   ◆平成20年度全国学力・学習状況調査の正答例

                   ◆平成20年度全国学力・学習状況調査の解説資料

2.調査の概要

(1)調査の概要

[文部科学省 平成20年度全国学力・学習状況調査に関する実施要領より]

  • 国が、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、各地域における児童生徒の学力・学習状況を把握・分析することにより、教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る
  • 各教育委員会、学校等が、全国的な状況との関係において自らの教育及び教育施策の成果と 課題を把握し、その改善を図るとともに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する
  • 各学校が、各児童生徒の学力や学習状況を把握し、児童生徒への教育指導や学習状況の改善等に役立てる

(2)調査期日

  • 平成20年4月22日(火)

(3)調査参加者

  • 小学校第6学年(10校 759人)
  • 中学校第3学年( 5校 645人)

(4)調査内容

  • 小学校:国語A・国語B、算数A・算数B、児童質問紙調査・学校質問紙調査
  • 中学校:国語A・国語B、数学A・数学B、生徒質問紙調査・学校質問紙調査

    児童・生徒に対する調査内容 

     【A調査(「知識」に関する問題)】

      ◇身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容

      ◇実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能

     【B調査(「活用」に関する問題)】

      ◇知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力などにかかわる内容

      ◇様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力などにかかわる内容

     【質問紙調査(生活習慣や学習環境に関する質問)】

      ◇学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査

3.学力調査結果

(1)全体の概要

《全国の全体状況》[文部科学省 調査結果のポイントより]

  • 今回出題している学習内容に関しては、知識・技能の定着に一部課題が見られ、知識・技能を活用する力に課題がある。
  • 20年度調査は、19年度と比べやや難しい内容となっており、各教科の平均正答率が低くなっているが、過去の調査と同一の問題の正答状況等を踏まえると、学力が低下しているとはいえない。

《本市の全体状況》

  • 20年度調査と19年度調査の平均正答率による単純比較では、すべての教科で平均正答率が下回っている。
  • 問題の難易度が高まったことにより、正答数分布において、下位層へのずれこみや拡散化傾向が現れている。

(2)各教科の結果

 各教科の結果については、平均正答率、正答数分布、領域別・問題形式別レーダーチャート、領域ごとの課題について分析を行った。  領域ごとの課題については、正答率が40%未満であるもの、無答率が10%を超えるもの、全国平均(公立)との差が大きいものなど、特徴的なものを取り上げている。  なお、国語の問題について、著作権の発生する文学作品の文章の部分は省略している。

4.学習状況調査

(1)学習状況調査の結果

5.学力向上の取り組み

(1)学校の取り組み

学力向上プランの実現

 (摂津市学力定着度調査、全国学力・学習状況調査等も踏まえた)各校の児童・生徒の実態に応じて作成している「学力向上プラン」(平成20年4月策定)を改善し、基礎・基本の定着や、活用できる力・自ら考える力、学習意欲等の向上に計画的に取り組みます。

授業力の向上

 習熟度別指導を含めた少人数指導等、個に応じたきめ細かな指導の一層の充実に努め、分かる授業づくりをめざします。

学習習慣の確立

 学びの習慣や態度の基礎となる児童・生徒の読書活動のより一層の推進を図ります。

小中連携教育の推進

 小学校と中学校が協力し、小中連続性のある教育課程と生徒指導の研究に努めます。

積極的な情報の発信

 保護者や地域の皆様に各校での教育活動の取り組みや児童・生徒の様子について知っていただき、ご協力をいただくため、学校だより等を通じて積極的な発信に努めます。

(2)教育委員会の取り組み

課題解決へ向けての情報共有

 平成20年度全国学力・学習状況調査についての本市の結果概要をホームページに掲載し、本市の児童・生徒の学力や学習・生活習慣の課題についてお知らせします。(本市広報紙にも11月号で概要ダイジェスト版を掲載予定です)保護者、地域の方々と情報を共有し、課題解決へ向けて取り組みます。

「小学校1年生等学級補助員」の配置

 「小学校1年生等学級補助員」を配置し(今年度は4校に配置)、9年間の義務教育のスタートでの学校における学習習慣の確立に取り組みます。

「学校読書活動推進サポーター」の配置

 今年度から全小中学校に配置した「学校読書活動推進サポーター」を活用し、児童・ 生徒の読書習慣の定着と、学びの姿勢の向上に取り組みます。

「学習サポーター」の配置

 「学習サポーター」の学校への派遣により、授業サポートや放課後学習の支援を行い、児童・生徒の学習習慣の確立と学習意欲の向上に努めます。

小中での連続性・一貫性を重視した学力向上及び生徒指導の取り組み

 小中連携教育をより一層推進し、各中学校区を中心に、小中での連続性・一貫性を重視した学力向上及び生徒指導の取り組みをさらに進めます。

「教育改革フォーラム」の開催

 学校、保護者、地域、市教委等が一体となって、本市の児童・生徒の学力を含めた「生きる力」を育てられるよう、冊子「摂津の教育のすがた」の発行や「教育改革フォーラム」の開催により、課題の共有を図るよう努めます。また、様々な連携の強化策についても検討を進めます。

「せっつ・スクールプラン」の策定

 「学力向上検討会議」において、有識者も交え、具体的な学力向上の方策について協議し、新たな「せっつ・スクールプラン」に活かすよう努めます。

授業力向上の取り組み

 「教育課程研究開発委嘱校」等、本市の研究学校における学力向上・授業改善についての研究成果を広く発信し、全市的な授業力向上の取り組みを進めます。

お問い合わせ

摂津市役所市役所(内)教育委員会・次世代育成部・教育政策課

電話: 06-6383-5763